アモルファス裏話第四回

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田宮秋人です。

斬死刃留の作業の間に鈍ってしまった身体を鍛えなおそうと、またしてもビリーズブートキャンプをはじめました…が、身体が追いつかない（＾＾；
鈍りきってるなぁ、と痛感しています。次回作に本格的に取り掛かる前に、何とか体力を取り戻そうと思います。何と言っても、身体が資本ですし。
二輪の限定も外したいので暫くは筋力アップに専念しようかと思います。

前回の裏話のクロウに対するコメント、ありがとうございました♪

さて、以下はまたしても裏話です。今回は苦労人の鏡子で。

「やれやれ」が口癖となってしまっている感のある鏡子です。
まあ、彼女の性格と役割的に、どうしても苦労を背負い込む立ち回りとなってしまうのですが。
愚痴を言いながらもしっかりと周囲に気を配れるキャラとして鏡子は組み立てました。タフだけど柔軟な思考の持ち主なので、結構悲惨な過去を背負ってますが、彼女なりのけじめをつけて立ち直っています。
そんな彼女の思考パターンは戦い方にも表れたのではないかと考えています。志乃や八重が妖魔を殲滅させることを主眼にしているのに対し、鏡子は危なくなったらまず逃げることを考えますね。自身が生き残ることを第一に考え、そのうえで報復手段を模索する。実は、矜持や誇りなどを前面に押し出す思考よりも、鏡子のような合理的な発想の方が描きやすいです（笑）。

友人である神崎とのかけ合いや、クロウとのやり取りが書いていて楽しかったですね。普段の明るいざっくばらんな鏡子、そして戦闘時の勇ましい声色を石邑鏡子様が凛々しく演じてくださいました。

デザイン的には前段階の頃からあまり変わっていません。なんか、鏡子は誰が描いても鏡子になるような気がします（笑）。ライダースーツはとあるイタリアのブランドのものを参考にしました。デザインが小粋でお洒落だったので♪

（原画・シナリオ担当　　田宮秋人）